高温熱分解処理「焼却炉（クリーンZ炉）」
高温熱分解処理法とは？
廃油・廃液などの液状産業廃棄物やプリント基板、固形物を高温のストーカ付きロータリーキルンで焼却し、無害化処理をするものです。高温焼却と確実な排ガス処理を実現しているため、今までは処理が難しいとされていた有害な産業廃棄物（PCB、水銀を除く）や第一石油類などの多様な難処理物も処理することが可能です。
処理の流れ
急冷塔、AWS、IWS、ミストコットレルなどの諸設備により処理段階で発生する
排ガスも完全無害化を達成するなど、高度なクリーン設計となっています。
「クリーンZ炉」で処理した廃棄物は、焼却金銀滓と完全に無害化されたガスになります。焼却金銀滓は「リサイクルE炉」や、「ＪＸ金属グループの銅製錬工程」で処理し、有価物の回収とスラグ化での再資源化を行っています。
リサイクルE炉
