産業廃棄物処理

資源の有効活用の促進のため、廃棄物の無害化処理や有価金属の回収、加工、製品化など、環境リサイクル事業を展開しております。

クリーン&リサイクル

高温溶融処理法

金属類を含むスラッジなどに適切な溶剤を加えて、1,500度の高温で加熱溶解し、銅や金・銀などの有価金属を回収する。100年以上の歴史に培われた「非鉄金属製錬技術」を活用し、極めて安定した操業を継続しています。また、社会的溶融ニーズの高いアスベスト(廃石綿)について、スラグに高温溶融しやすい性質を活用し、安全・無害化処理を行っています。

溶融炉(リサイクルE炉)

高温熱分解処理法

月間5,000トンという処理能力を有する焼却設備本体は、ストーカ付きロータリーキルンを採用し、廃棄物を完全燃焼することにより無害化します。完全燃焼を確実にするために二次燃焼炉を設置しています。

焼却炉(クリーンZ炉)

一世紀で培われた「非鉄金属リサイクル技術」

1905年(明治38年)12月、創業者・久原房之助は赤沢銅山を買収し、日立鉱山として開業しました。これがJX金属グループの創業です。これは、工業都市・日立市の発展の原点であり、また茨城県の近代鉱工業の発祥でもあります。 日立鉱山は、開業まもなく日本を代表する大銅山へと躍進し、以来、1981年(昭和56年)の閉山までの76年間、わが国の近代化と経済成長に寄与してきました。そして、その事業は、時代の要請に対応し形を変えながら、現在のJX金属グループに引き継がれています。

開業当時の日立鉱山

アスベスト(廃石綿)無害化処理の技術を持っています