徹底した無公害操業

世界最高水準の無公害操業

クリーン&リサイクル事業最大の目的は、資源リサイクルと産業廃棄物の完全無害化処理ですが、もうひとつ、当社が最新の注意を払って取り組んできたのが「無公害操業」です。これまで培ってきた操業、ノウハウ、知見を積み重ね、多くの問題を解決してきました。現在、JX金属各系列の事業所も含め、「無公害操業」という点で、当社の技術は世界最高水準にあるもと自負しています。

クリーンZ炉排ガス処理施設

構内の美化や設備などのリニューアルにより3C(クリーン、快適、管理された)職場作りも進めています。

ロードスイーパー

周辺地域の清掃活動

無公害操業の取り組み

処理の工程だけでなく、防災のほか、処理過程で発生するガスなどに対しても、細心の注意を払い無公害化に取り組んでいます。

無公害操業の方法について

適切な処理とは?

2つの焼却炉で完全燃焼

クリーンZ炉では、ストーカ付ロータリーキルンを採用し、廃棄物を完全燃焼することにより無害化します。

焼却炉(クリーンZ炉)とは?

分析の徹底とは?

高度な社内分析技術

搬入された廃棄物やリサイクル原料は現場分析に加え、社内分析陣が高度な技術と機器を駆使して分析。処理作業に万全を期します。

排ガス設備とは?

粉塵・有害ガスの完全除去

  • 電気集塵機

  • 冷却洗浄塔

  • ミストコットレル

処理過程発生するガスは電気集塵機、冷却洗浄塔、ミストコットレル等を経て、粉塵や有害なガスを完全に除去した後、煙突から排出します。

粉塵・有害ガスの完全除去

未然に防ぐシステム

  • 固定泡消化設備

  • 廃油の貯蔵タンク
    N2パージシステム

施設全体の消火設備の整備はもちろんのこと、固定泡消火設備も完備。廃油の貯蔵タンクにはN2パージシステムを採用し、爆発や火災を未然に防いでいます。

環境保護とは?

CO2対策と水源林の確保

JX金属では明治時代の創業期より、熱心に植林を進めてきました。その結果、現在では工場周辺の約460haの土地が緑豊かな樹林となっており、CO2対策や水源涵養に貢献しています。