一般廃棄物処理
一般廃棄物処理業許可 許可番号:第3007号
廃棄物の最終処分として行われている「埋立処理」ですが、いずれ埋め立てられる場所が無くなることが懸念されています。また、家庭から発生するごみを焼却した灰の中には、再利用可能な有価金属(銅、金、銀等)がわずかに含まれており、JX金属環境では「溶融処理」によりリサイクル資源に変えることで「二次廃棄物」を発生させない廃棄物処理を実現することが可能となりました。
処理の流れ
※ 家庭ごみ、企業や商店などの事業活動(※1)などから排出される紙ごみ、飲食店から排出される生ごみなどが一般廃棄物にあたります。
※1 事業活動などから排出されるごみの中でも、燃え殻・汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリなど法令で定められた20種類は「産業廃棄物」となり、事業者に処理が義務付けられています。⇒「産業廃棄物」ついてはこちらをご覧ください。
JX金属環境の溶融処理
JX金属環境では、各市町村で焼却処理された焼却灰を「溶融処理」し、生成されたスラグを、ケーソン(充填材)などに有効活用されるほか、セメント原料としても用いられ、二次廃棄物が発生しない処理が行われています。
セメントの原料などに利用される「スラグ」
燃却した灰の中に含まれる有価金属(銅、金、銀等)は、JX金属環境で長年培った非鉄金属製錬技術や、高度な処理炉で有価金属を回収し、資源リサイクルすることが可能です。
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回収される有価金属(銅など)
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スラグ充填
回収された銀
処理の工程だけでなく、防災のほか、 分析の徹底、排ガス設備など、公害の無い操業に取り組んでいます。
現在、JX金属各系列の事業所も含め、「無公害操業」という点で当社の技術は世界最高水準にあるもと自負しています。一般廃棄物焼却灰を、安全にかつ環境にも配慮した処理を行います。まずはご相談ください。